s30にVine 2.5をインストールする
Date: May/11/2002
s30の空きパーティションに無線LANを使ってVine 2.5を入れてみました。
#パーティション作成関連はs30にRedHat 7.0Jをインストールを参照
最終的には以下の設定をします。
- Linuxのブート
- Xの起動
- 無線LANの設定(static)
空いてるパーティション(/dev/hda5)に入れました。
私の環境には既に/dev/hda3にLinuxがあり、LILOをMBRに入れてるため
LILOを入れるのをSkip、ブートディスク作成もSkipしています。
必要な人はちゃんと実行しましょう。
- 必要なもの
- /dev/hda5のフォーマット
実はインストール時に/dev/hda5パーティションのフォーマットを
選んだのに、FTPインストールが始まってからDisk Fullで
書けないというエラーが出てしまいました。
どうもフォーマットが動いてなかったようなので、
フォーマットしてから、インストールし直しました。
- Vine 2.5のインストール
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pcmcianet.imgをFDDに書き込む
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USB-FDDに入れてリブート
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boot:でリターン
boot:
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Choose a Language -> English
文字化けすると悔しいので英語にしてます。
文字化けするかどうかは試してないので知りません
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Keyboard Type -> jp106
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Install Method -> FTP
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Configure TCP/IP -> use dynamic IP configuration
私の環境では無線LANでのDynamic IPを使用可能にしています。
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FTP Setup
- Site -> ftp.riken.go.jp
- Directory -> /pub/Linux/vine/Vine-2.5/i386
SiteとDirectoryはVineの
FTPサイト
を参考に一番速そうなのを選んで下さい。
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Mouse Selection -> generic 3 button mouse
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Vine Linux -> [OK]
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Installation Type -> Laptop
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Disk Partition Setup -> fdisk
パーティションは既にあるので、することは何もない
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Disk Setup -> hda
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Partitioning -> /dev/hda5をEdit
マウントポイントを/にする。
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Format -> Yes
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Warning -> add anyway
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Format Warning -> Swapの設定
既にあるswapパーティションを設定するだけ
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Boot Loader Configuration -> No Boot Loader
必要な場合は適当にね
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Skip Boot Loader -> Yes
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Language Support -> Japanese and English
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Default Language -> Japanese
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Time Zone Selection
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Hardware clock set to GMT
私のs30の設定がGMTだからです。
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America/Los_Angels
Californiaに住んでます。
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Root Password
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自分のアカウント設定
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Package Group Selection -> 個別に設定
時間がかかるので、パッケージを減らした。
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寝る
待ってても無駄なので寝ます(重要)
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Boot Disk 作成 -> Skip
必要な人は作って下さい。
USB-FDDで作れるかどうかは、したことないので知りません
USBホストコントローラと必要なドライバ(usb-storage,scsi_mod,sd_mod)が
入っていればできるはず
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Display -> gereric LCD 1024x768
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インストールおわり
- Vine 2.5の設定
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リブート(普段使っているLinuxを起動)
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rootになる
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/etc/lilo.confを編集する。
以下を追加する
image=/mnt/hda5/boot/vmlinuz-2.4.18-0vl3
label=vine
read-only
root=/dev/hda5
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liloを実行
# lilo
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リブートして'vine'を選ぶ -> Vineブート
カーネルをそのまま使用する場合は、PCカード挿入時に
フリーズするので、でBIOS画面に入って、2番目の
PCIのIRQ(ディフォルト5)を11に変更する。
2.5系のカーネル等ではフリーズしないので、
何もする必要なし
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netcfgを起動
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ネームサーバ -> DNSのIPアドレス設定
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インターフェース
eth0
- IPアドレス設定
- プロトコル -> none
- ブート時 -> Yes
- 活動状態 -> 活動
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ルーティング
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デフォルトゲートウェイ -> ゲートウェイIPアドレス設定
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デフォルトゲートウェイデバ -> eth0
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/etc/X11/XF86Config-4の編集
Option "XkbOptions" "ctrl:nocaps"
をアンコメント('#'を取る)
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おわり