s30にRedHat 7.0Jをインストールする
いつもならFIPSでWindowsパーティションを割って、そこにLinuxを
いれるのですが、なぜかパーティションテーブルのパーティション情報と
Windowsパーティションで管理情報の セクタ数が違っているため
使用できません。
s30にはD2D(Disk to Diskで初期状態に復帰する機能)があるため、
Windowsはこの機能で復帰させることにした。
- 必要なもの
- パーティション分け と Windowsの再インストール
- Redhatのブートディスクを作る
ブートイメージはboot.imgにする。
どんな方法でもいいです。
- Windowsでrawriteを使う(これならs30だけで作成可能)
- Linux(Unix)でddを使う
- ブート
- USB-FDにRedhatのブートディスクを入れてブート
- linux ↓
- Windowsパーティションを削除と新規パーティションの作成
- Language等の設定を適当に済まして
'Welcome to Red Hat Linux!'まで進める。
- F2キーを押す(これでシェルに入る)
- mknod /dev/hda b 3 0 ↓
- fdisk /dev/hda ↓
- Windowsのパーティション(hda1)を削除(d)
- 新規にWindows用パーティションを適当なサイズで作成
n → p → 1 → サイズを決定
# 私は10G程度にしました
- Windows用パーティションのパーティションIDを0xcに変更する
t -> 1 -> c
- 後はLinuxとLinux swapパーティションを適当に作成
# 私はPrimary/hda3/3G/Linux,残りExtended/hda4
# (hda5/2G/Linux,hda6/2G/Linux,hda6/残り400Mチョイ/Linux swap)
- fdiskを'w'で書き込み終了する。
- USB-FDDを抜いておく
- Windowsの復活
ブート時にF11を押すだけ
(マニュアル通りに復活させる)
- Linux (RedHat 7.0J)を入れる
libc-2.1.93が入ってるという理由でRedHat 7.0Jを選びました。
本当はSuSEが良かったんですが、雑誌の付録についてこないで
あきらめました。
[注意] LILOを設定するとF11キーによるWindowsの復帰ができなくなります。
パーティションは残してあるし、中身はWindowなので適当に調べると
復帰の仕方はわかると思いますが、興味無いので無視します。
- Windowsを立ち上げる
- RedHatのCDROMをWindowsパーティション内にコピーする
# 後で使うのでコピーしたディレクトリをメモしておく
- さっき作ったブートディスクをUSB-FDDに入れてリブート
- いつも通りにインストール
# インストール元はHarddiskで、
RedHatをコピーしたパーティション(/dev/hda1)、
# メモしておいたディレクトリを指定する
- 進めて行くとLILOのところでエラーが出るが無視する
- インストールが終了してもUSB-FDDはそのままにしてリブート
- linux rescueで立ち上げる
インストールと同様にパーティション、ディレクトリを指定すると
シェルで入れる
- RedHatを入れたパーティションをマウントする
# mknod /dev/hda3 b 3 3
# mkdir /mnt/hda3
# mount -t ext2 /dev/hda3 /mnt/hda3
- RedHatパーティションをルートディレクトリにする
# chroot /mnt/hda3 /bin/bash
- LILOの再設定
エディタで/etc/lilo.confの中のlinear行をlba32に書き換える
# lilo
# exit
- RedHatを入れたパーティションをアンマウントする
# umount /mnt/hda3
- リブート
電源ボタン ブチ → 電源オン
(liloメニューが立上り'linux', 'dos'でRedHat,Windows
どちらともブートができるようになる)