ThinkPad s30シリーズでACPIを動かすためのパッチとDSDTデータです。
# FreeBSDのデータを元にしています。

カーネルバージョン2.6.9でACPIインタプリタが変更されて、 以前のDSDTデータでは動かくなったために、余分な判断を削除しました。 (2.6.8以前でも動くはずです)

カーネルバージョン 2.6.9〜

カーネルバージョン2.6.8まであてていたパッチと同じようなコードが カーネルに入ったので、 DSDTデータのみでACPIが使えます。

1. カーネル・コンフィグレーション
   • Device Drivers
     • Generic Driver Options
       • Select only drivers that don't need compile-time external firmware -> N
   • Power management options
     • ACPI (Advanced Configuration and Power Interface) Support
       • Include Custom DSDT -> Y
       • Custom DSDT Table file to include -> ../../s30-linux.hex
2. DSDTデータを linux-x.y.z/ 配下にコピーする

   $ cp s30-linux.hex /usr/src/linux-2.6.9

3. カーネル作成

   $ make bzImage

カーネルバージョン 〜2.6.8

1. パッチをあてる
   2.6.0-test11でパッチを作ったけど、ショボイので他のバージョンでもあたるはず。

   $ cd /usr/src/linux-2.6.0-test11 $ patch -p 0 < ACPI-s30.patch

2. DSDTデータを linux-x.y.z/drivers/acpi/ 配下にコピーする

   $ cp s30-linux.hex /usr/src/linux-2.6.0-test11/drivers/acpi

3. カーネル作成

   $ make bzImage